category|美容整形とは

2013/10/11

マンガにみる美容整形 その1

美容整形のマンガっていうのがあったので、数巻買って読みましたが、けっこうおもしろい。荒唐無稽、手塚治虫の「ブラックジャック」のように、超一流の腕で自分の病院を持たない、放浪の美容整形の外科医。
依頼されるのは、政府関係者やら闇の組織からの怪しい手術の依頼ばかり。
伊月慶悟原作、叶精作画の「GJ ゴッドジョブ 」というやつです。GJをグッドジョブではなく、ゴッドジョブ(神の業)と言ってます。(笑)
主人公の医者の名前が「神 技一郎」というふざけています。

一巻目の第一話ってのは、けっこう大事だと思うんです。マンガでも小説でも、店頭でその本を手に取った人は、まず最初の部分を読み、詰まらなければ元に戻します興味をひかれたら最後のほうを読んでみて、それでも興味が持続するなら、真ん中部分を読んでみます。
この最初、最後、真ん中の各一部ともにおもしろければ、買っていくというわけです。だから、冒頭の話が重要なんですが、第一巻の第一話「証人」ですが、マフィアのボスを有罪にしたい当局が依頼した重要証人である、そのボスの情婦の20代の女が、ボスに殺されてしまいます。
証人が居なくなったが、是が非でもボスを有罪にしたい当局は、主人公の神技一郎医師に依頼して、証人の女によく似た別の20代の女を整形手術で、死んだ女そっくりにしてくれ、と依頼します。
しかし、神医師は断ります。顔をそっくりにすることは出来るが、証言台に立った場合、マフィアのボスが被告席から彼女を見ており、長年連れ添った女の癖、しゃべり方など些細な違いに気がついて、見破ってしまうから無理だと言うのです。
しかし、そういう癖やしゃべり方を指導するために、殺された女の母親が来ていたので、その母親のほうなら癖やしゃべり方を見抜かれないだろうと、50代の母親に整形手術を施してしまいます。
なにやら、顔や体にメスを入れて脂肪を取ってたるみの無いように皮を引っ張って伸ばすという手術。

手術は完璧で、50代の母親が20代の娘になってしまって、裁判でボスに見破られもせずに証言して、ボスを有罪にします。
このマンガを読んで思ったのは、なるほど、医療技術が発達して外見をそっくりに出来ても、その内面の人格というものは、作れぬものなのだということでしょうね。
容姿とその人格を持って一人の人間の個性なのですから。